保育園

【園児のあたし】


[年少さん]
 
もも組。恥ずかしがりやで泣き虫で、おとなしい子だった。先生に、「おしっこ行

きたい」が言えなくて、いつもおもらしして、先生を困らせてた。同じ保育園内に

いる、2つ年上の兄にいつもくっついてて、兄と同じクラスの人たちや先生に可愛

がってもらった。保育園のお迎えは、母方の祖母(母が働いているので)。母の仕事

が終わる夕方まで、祖母の家(近所)で預かってもらってた。当時、まだ元気だっ

た、母方の曾祖母(大きいおばあちゃん)と、毎日毎日保育園ごっこ。いつもあたし

が先生役で、大きいおばあちゃんが生徒役。大きいおばあちゃん大好きだった。

[年中さん]

きく組。同じマンションだった美香ちゃんに影響されて、ピアノを習い始める。保

育園が終わった後は、いつも近所の千代ちゃんと遊んでた。たいていお人形遊び

か、お母さんごっこか、お姉さまごっこか、お姫様ごっこなどと、乙女系の遊びば

かりだった。あたしも千代ちゃんも、運動神経が並じゃなく悪く(今も)、外で遊ぶ

のがキライな子供だった。 土曜日は、母の仕事が早く終わるので、母が保育園ま

で迎えにきてくれた。おばあちゃん子だったとはいえ、やっぱり「お母さんのお迎

え」は嬉しかった。その帰り道に寄るパン屋さんで、よくチロルチョコを買っても

らったのが、記憶に残ってる。

[年長さん]

すみれ組。この頃から、一人Hの快楽を覚える(早っ)。何もわからずに、ただ気持

ちいいからやってた。友達の千代ちゃんにも教えてあげた。今考えると恐ろしい。

でも、その頃は、ホントに純粋なココロで、ただ気持ち良さを求めてやってた。 

同じクラスの子に、内緒話で悪口言われて、よく泣いてた。



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